季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: 県西風景

描きたいと思った風景だから、アッという間に描けた。他人はどう見るかは別として、久し振りに良い絵が描けた。

この絵は描いていて楽しかった。
昔は、こんな感覚的な描き方をしていたな。

昔は、何を描いても楽しかった。最近は、さほどではない
「感受性が衰えたな」と、歳のせいにしていた。たしかに、それも原因の一つだが・・。


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海につづく道(F6油彩)


中央に作品を出すことで、他人と競うとか、認められたいとか、妙な雑念が生まれた。誰にもあることだ。楽しくない原因は、そんなところだ。

仕事ではないのだから、雑念に惑わされず、描きたい気持を大事しよう。遅ればせながら、そんなことを思った。

「そうだ、こんな風に能登穴水を100号で描いてみよう」なんて、性懲りもなく考えたりもする。

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GW明けのこと。米神漁港の周りを、グルッと半周する感じで旧道を上って行く時、「ワーッ、ここ描きたい」と、思わず声が出た。

以前、「海につづく道」を描いたことがある。この風景を見て、同じ題名が頭に浮かんだ。今回は、場面的には「釣り場につづく道」という表現の方が正しい。

今まで、釣場に行くために、何十年もこの道を通っているが、こんなに事はなかった。狭いこの道を曲がる前は、対向車が気になる。曲がると、釣り場が見える。反射的に関心が磯に行ってしまう。

描きたくなるような風景は、季節、時刻、天候などが、微妙に組み合わさった、ほんの稀な一瞬だ。その一瞬の風景が目に前にあった。

で、・・当然、その日は釣り場に直行した。


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後日の同時刻、描きに行ってきた。左下に米神の港、坂道前方に古い家が見える。走る車の中から見た時、2つの風景を時間差なく見たので、一画面に感じた。

歩いて見ると、ちょっと印象が違う。2つの風景は離れているので、一つの画面にするにはちょっと苦労しそう。とりあえず、陽射しの加減がいい坂道を描いてきた。


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去年の秋、地元美術会で丹沢湖に行った。その時のスケッチを元に描いたものだが、3回も描き直しても、イマイチだった。

大きな構造物のある風景は難しい。絵にできそうな風景はここしかなかった。

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丹沢湖(F6油彩)

「描きたいなあ!」と思わなければ、いい作品が描けない。
来月初め、今年のスケッチ会があるので、これくらいで、ケリをつけることにした。


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丹沢湖

11/5、6と、地元美術会の一泊スケッチ会に行ってきた。
先週は、ずっと良い天気が続いた。良い天気を少しとっておきたい気分だった。
残念ながら、不安が的中し、雨模様の2日間だった。

それでも、時折、青空が見えたりした。

私好みのスケッチポイントは、ここしかなかった。先週行った大野山が右奥に見え、風のない湖面の写り込みがきれいだった。


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光の状態がめまぐるしく変化し、時折、画面に雨がパラついたりで、せわしなかった。


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天空の丘と大野山

昨日、妻が「大野山にススキを描きに行こう。」という。
何度も行ったし、牧場も民間委託されたので、魅力は薄くなっていた。

そういえば、去年3月にオープンした県立山北つぶらの公園はどうだろう?

ネット検索したら、大野山のすぐ近くだ。”天空の丘”というキャッチフレーズも良い。残念なことに月曜は休園日。246号からの入り口は、大野山と同じなので、様子だけ見に行ってきた。

真新しいおおきな自然公園だ。展望がひらけ、北に大野山、西に富士山がみえる。
でも、個人的な好みは大野山の方かな。


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          大野山から          判然としないが、画面真ん中辺りが天空の丘


100号に描いた”大野山秋景”の近景を手直ししようと思い、材料を探しに来た。
牧草地が雑草地になり、乳牛もいない。あっちこっち、イノシシが掘り返えした跡だらけ。大野山の良い時代は終わった。

来週は、地元のスケッチ会で、大野山のすぐ北側の丹沢湖に来る。こんなに良い天気か続くと、かえって、来週の天気が気になる。


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