季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: 手作り額講座

この1っ週間、100号額を作っていました。

自作の100号額が、FとP各々2つあるが、スケジュール上、やりくりが難しい。

「作品がいつ還って来るか?」など、心配してもしかたない。「また、倉庫が狭くなるなあ。」と、思いながらも、P100をもう1つ作ることに・・。

早速、枠材は近くのホームセンターで調達。モールディングは通販で買う。しかし、いつもの通販サイトでは在庫切れ。これは困った。

代替サイトを探しまくり、運良く、良さそうな通販サイトを見つけた。

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 キャンバス枠は組み立てが終わり、立てかけてある。 左の白塗りされたものがモールディング。これからも小さい額を作ることを想定し、3,6mものを10本買った。

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   額は完成です。端材も有効に利用したとして、材料費は約8,000円

つい最近、「額作りは、額作りで終わる。」と、聞かされた。その方の言葉ではないらしいが、「そんな時間があったら、もっと描け。」と、いう意味なのだろう。
でも、100号額は5~10万をする。これを5つも買えない。

この額と桐枠キャンバス作品だったら、年寄でも一人で運べる。展覧会から傷が付いて還って来ても、再塗装も出きる。展覧会で、「額だけは、見劣りしてない。」なんて・・自己満足。


今回のモールディングの通販サイト http://www.concept-b.co.jp/

振込確認後、商品発送です。買う側がリスクを負います。メールの対応から、「信用できる。」と判断し、買いました。

こういう商品は、たいてい同じような取引形式をとります。。商品が届くまで心配しますが、信用するかしないか、各自の自己責任でやるしかありません。長く人生やってきた者の感です。

F/J下塗済(HG3244)は、安くてホワイト下塗りしてあるので、1工程省略でき、一石二鳥でした。


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簡易手作り額
 
手作りしようと考えている人の多くは、この程度の額をイメージしているのかもしれません。
 
1.SM額
 
額作り講習会をした時は、この資料を使いました。
この程度なら、端切れ材で作れます。
 
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2.50号仮額
 
来年1月の公募展で、額幅5センチ以内との制限があるため、少し前に製作しました。
 
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詳細は前回までの記事を参考にして下さい。
疑問点は、、ご遠慮無く、コメント、ゲストブック にどうぞ・・
分かることは、お答えいたします。
 
 
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手作り額10 (実技編7 塗装 吊り金具取付・キャンバス押さえ)
 
1.塗装
私の使っている塗料
 
水性アクリル塗料 60㎜L  セーラムコート 150~200円
自分の好の色に調合。余ったら補修に使う。同系のメタリックを調合すると効果がある。
 
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私はモールをパールメタリックにする。メタリックは基本透明色だから、クリーム系ホワイトで下地をつくる。誤差を抑えるため、外枠材をカットする前に、塗装しておく。
 
外枠は下地処理は不要。
まだ上に載せてあるだけだから、取り外して塗装する。
栂材の場合、塗装前にサンダーをかけた方が良い。
 
緑系 これが私の基本色 油彩絵の具でたとえれば オキサイドクロミウム イメージ 6
 
青緑系 コバルトグリーン 
 
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紫系 バイオレットグレー
 
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赤系 カッパー(銅)メタリック
 
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アクリルカラー以外に
 
木目をいかしたオリエンタルグリーン
ガーデン用油性ナチュラルウッドカラー(油性のほうがいい) 
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外枠が塗装できたら、モールにはめ込み、裏から木ネジで留める。
木ネジで留めるということは、いつでも取り外す事が出来る。
 
絵に合わせ、外枠を作り変えれば、バリエーションが拡がる。
 
額裏面は、緑の余り塗料をごく薄くして塗装する。
 
 
2.吊り金具 
 
F8号作品を額に入れた状態で 1.9㎏しかない。
吊り金具は、一番小さなものでOK
 
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3.キャンバス押さえ(作品の固定)
 
キャンバスのタック(釘)に当たらない位置を選んで、4隅に1.8㎜のドリル孔を開け、2㎜ 20Lの建具用木ネジで留める。(付けたままで、何度も使う)
 
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たいした材料費ではないので、木ネジは、すべてステンレス製を使う。
 
これで私の伝えたいことは、すべてです。
 
次回の記事で、簡易型の図面を描いてアップします。
 
 
 
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手作り額9 (実技編6 ベースにモールを貼付 ベースの外側を切る) 
            チャンネルを取り付ける )
 
1.ベースにモールを貼り付ける
 
これは前掲したベースと内窓を貼り合わせの時の画像。
その時、弛めた木ネジが少し出ている
 
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モールの裏に木工ボンドを塗り、マットの45°のラインに合わせ、軽く上に置く。
 
正しく組み立てれば、各辺のモールが20㎜幅に出ているはず。
しかし、そうならないことが多い。その時は、目検討で中心に置く
 
上から、力を入れ、モールを押しつけ、木ネジにめり込ませる。
 
これで、少し傾けても、モールは移動しない。
 
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裏から、各辺の中心にある木ネジを締め付け、モールを固定する。
 
浮き上がっているところがあったら、適宜、木ネジを追加する。
 
下の画像のコーナーの孔は、ベースと内窓を貼り合わせる時の木ネジの跡。
モールの45°の貼り合わせラインなので、ここは使ってはいけない。
 
ここに木ネジを使うと、モールは壊れる
 
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2.ベースの外側を切る
 
外枠をはめ込む。まだ上に載せるだけ。
 
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チャンネルの幅の狭い方を当てて、外側にラインを引き、外側を切り捨てる。
切り捨てる時は、外枠を取り外した方が、作業がしやすい。取り外す時、正しく戻せるように、裏側に合わせマークを付けておく
 
設計図では、ベース幅を90㎜で組み立てきた。
ここまで来て、あらためて基本構造断面図を見ると、必要は幅は82㎜。
 
その差の意味は、ここにある。どんなに頑張って作っても、必ず誤差は出る。すべての誤差を、これで切り捨てる。このひと手間で、全部解決できる。
 
 
 
3.チャンネル取り付け
 
一端は、必ずカットしなければならないので、まとめてカットする。
この方が、精度が出る。ここでは、他の額をの分まで、併せて加工している。
 
ガムテープで2カ所束ね、45°のラインを引き、クランプで固定し、金ノコで切断する。手元から、切るのがコツ。
 
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もう一端は1本づつ切って、順次、隣り合わせに取り付けていく。
 
45°のラインが少し残るように切る。言い換えれば、そのようにラインを引く。
切った後、ヤスリで微調整する。この時ラインが役に立つ。
 
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ベースは4㎜tで、チャンネル溝は3.5㎜だから、チャンネルの方が狭い。
少し力を入れて押し込み、ソフトハンマーで叩いて入れる。失敗したら、取り外してやり直す。チャンネルが曲がってもやり直せる。
 
4辺チャンネルが入ったら、とがっている先端をヤスリで丸める。
 
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やってみれば分かることだが、ベースの4㎜tベニヤの継ぎ目の段差もソリもすべて解決し、強度も持たせることも出来る。
 
チャンネルは裏側のベースとの境に、瞬間接着剤を少しずつ、2回に分けてしみ込ませ固定する。
 
次回につづく (次回は外枠塗装 裏塗装 その他)
 
 
 
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手作り額8 (実技編5 内窓に”ホワイトかぶせ”を取付 外枠を作成)
 
1.”ホワイトかぶせ”の取り付け
 
前段階の組み立てで、設計図どおり、正確に出来ていれば、”内窓”の張り出しが4㎜になっている。”ホワイトかぶせ”は、隙間なくぴったりと収まるはず。
 
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張り出しが大きく、このように隙間ができてしまったら
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ノコ刃を当てて、そぎ落とし調整する。2.5㎜tのベニヤだから、簡単に切れる。
隠れてしまう部分なので、丁寧な仕事は必要ない。”ホワイトかぶせ”が収まればいい。
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4辺ぶん、少し長く、あらかじめ切っておく。植木の剪定ばさみで簡単に切れる。
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内向きに45°にカットし、ヤスリで整える。45°の線が残るようにカットすると45°の調整がやりやすい。
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およそ45°のカットにも、剪定ばさみを使う。おおまかなカットだから、必ずッ調整しろを残す。
 
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溝の下側に、少量の木工ボンドを塗り、はめ込む。
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必ず、1本づつ、調整しながら、隣の辺を順番にはめ込んでいく。4本を45°カットし、いっぺんにはめ込んだら、殆どの場合ずれる。
 
最後の辺は、両端を決め、押し込む。
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45°面に隙間ができてしまったら、裏側からドライバでこじって調整する。
木工ボンドが乾かないうちにやる。
 
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2.外枠の作成
 
一番最初に用意した部材の中に、外枠は無かった。初めからカットしてしまうと、モールとの間に隙間ができたり、モールに収まらなかったり、失敗する可能性が高い。
 
いろいろな誤差要因を回避するため、現物合わせをする。
すでに作成済みの、モールの外周に合わせてカットしていく。
 
(このモールは、誤差要因を回避するため、あらかじめ塗装してある。塗装に関しては、後日、まとめて説明する。)
 
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貼り合わせは、モールの場合と同じやり方。
ガムテープは外に長く、内はボンドが下に着かない程度の長さにする。
 
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ガムテープを閉め、それをつまむと持ち上げられる。
 
内側に木工ボンドが溢れていないことを確認し、内側のガムテープをカッターで切れ込みを入れ、モールにはめ込む。スルスル動く事を確認。
 
 
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きつい場合は、ガムテープを押し広げる。
45°の接合面に隙間ができたら、木工ボンドを補充する。
それでも隙間が埋まらない時は、最後の手段、乾燥後、クレー粘土を擦り込む。
 
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あと、もう少しです。私も疲れてきました。
 
次回につづく (次回は ベースにモールの組み付け チャンネルの取り付け)
 
 
 
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