季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

タグ:車中泊

理想とする画家は中村琢二。油彩を始めた高校生の頃から、60年経った今でも変わらない。琢二は、2本の線を交差させるだけで、4っつの山を自然に表現した。

この風景を見た感動を、太目の筆でタッチで表現したかったのだが、しょせん私の力量では無理な話。


魚沼
魚沼(油彩F8)

窮余の策で、細い筆やナイフも使った。
削ったり、こすったりすれば、それなりに効果がある。

しかし、
リアルに描きたいのではない。感動は少し置いて、無難なところでまとめた。

にほんブログ村 美術ブログ 油彩画へ
にほんブログ村

南魚沼車中泊スケッチ旅では、一番先に小出公園を目指した。実際に間違いなく1級ビューポイントだった。

一番先に描いたスケッチなのだが、油彩作品にするのが一番最後になった。絶景を作品にするのは難しいのだ。


DSCN4718
魚沼 (油彩 F8)

下塗りの段階ではいい感じだったが、とうとう3回も描き直した。それでもイマイチだ。どうしても越後3山を描き過ぎて、バランスが悪い。

主題は越後3山を含めた魚沼盆地全体なのだ。
3山の絵具を削ってみた。
しばらくながめ、また描き直そうと思っている。


にほんブログ村 美術ブログ 油彩画へ
にほんブログ村

少し前の大雪警報で、三国峠の北側は紫色表示だった。「トンネルを出たら雪国だった」は、越後湯沢。南魚沼は、そのすぐ北隣。

去年5月の車中泊スケッチの長閑な印象が継続していた。
「今、南魚沼は大雪なんだ。」と、あらためて思った。


南魚沼の朝 (1280x985)
南魚沼の朝 (油彩 P10)

二人展は5/8からだから、まだ先の事だが、頭の中は二人展の準備でグルグル。

スペースは妻といつも等分にする。今度の展示壁面長は41.7mとかなりある。間が空き過ぎて寂しい感じにさせたくない。妻はフル回転で50号を6枚描いている。

今の予定では妻と合わせて64点、その後の作品の保管はどうするんだろう。

100号額はFとPを合わせて5つあるが、5月頃は他の美術展と重なる。やり繰りはパズルのようだ。

にほんブログ村 美術ブログ 油彩画へ
にほんブログ村


2023.5.11 3日目も快晴
南魚沼スケッチ旅で予定していたスケッチポイントはすべて見て、6枚描いた。いつもそうだが、車中泊スケッチ旅では先を急ぐ感じになり、最終的に日程に余裕が出る。

関越道で南魚沼に来る時、昭和村も良い感じだった。昭和村に寄って1枚描き、陽のあるうちに家に帰ることにした。

DSCN4428 (1024x728)
昭和村

昭和村について少し調べたことがある。南魚沼が頭にあったので、詳しい事は忘れてしまった。

初めてきたところでスケッチポイントを探すのは難しい。農道を巡り巡って、ようやく台地の外れで気に入った場所が見つけた。

KIMG0074
関越道 赤城高原SAから

スケッチを終えあらためて付近を見渡すと、背後の木々の隙間から赤城高原SAらしきものが、かすかに見えた。
この畑が、初日、赤城高原SAから見えた台地の外れだった。


天気に恵まれいい旅だった。2泊3日で7枚スケッチした。印象が残っているうちに何枚か油彩にしようと思う。

にほんブログ村 美術ブログ 油彩画へ
にほんブログ村

2023..10 17:00

大源太川を描いた後、魚野川との合流地点にある穴沢河川公園に戻り、次をどうするか思案した。

南魚沼道の駅で2回目の車中泊することに決めた。今日もまだ陽がある。ここでもう1枚描くことにした。

DSCN4418 (1024x728)
越後湯沢 立柄橋あたり

河川敷が整備され、上流には逆光ぎみな谷川連峰が見える。公園入口には立派な遊歩道のような立柄橋がある。その中ほどにあるベンチに腰掛け、ゆっくりスケッチした。

スキーリゾートホテル、階段状の堰堤など人工的な物が多少気になったので省略した。

にほんブログ村 美術ブログ 油彩画へ
にほんブログ村

↑このページのトップヘ