季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

昨年の日展で選外になった作品をしばらく眺め、何が足りなかったか考えた。

現地でスケッチをした時、右上の甲斐駒の上部は雲で見えなかった。そのように描いたが、画面上の意味がなかった。

棚田の脇の台地の縁もスケッチ通りに描いたが、表現が単調だった。

台地の手前側にあった民家は新しく、画面に溶け込んでいなかった。

自然の中の人の営みに感動して描いたのだが、生活感が足りなかった。


DSCN6072
田に水が入る頃(F100 油彩)
さまざまな反省点をもとに描き直したが、あまり効果は感じられない。

DSCN6072 - コピー
棚田を描きたかったのだから、 この範囲でよかったのかもしれない。


第40回記念 日洋展 5/7(水)~6/8(月) 国立新美術館


が出品している展覧会2件のご案内です(開催時期が重なりました)
お近くにお出での折にはお立ち寄りください


第40回記念 日洋展 

DSCN6113


第39回 湘南市民美術展

DSCN6107

いずれも100号作品を出品します

にほんブログ村 美術ブログ 油彩画へ
にほんブログ村

風景を見て、「あー!、 いい」という感動が絵を描かせる。その光景は不思議と、構図とか、光とか、構成のボリュームとか、色とか、いろいろな要件が調和している。

だから、それを描こうと決めた時、頭の中には完成形が見える。

一方、「桜がきれいに咲いている」、という現象だけで絵にするのはかなり難しい。

高麗山の桜を、湘南平塚画廊のお客さんに、描いてくれと頼まれた。

DSCN6105
高麗爛漫(油彩  F8)  この絵、「額も作品」と思わないと見れない

依頼されたのは、去年の桜が終わった頃だった。1年待ってもらい、4月の初めにスケッチに行ってきた。
一つの丸い山と横一直線の桜だから、構図もなく、ただ風景を写生するしかない。

二人展が終わって落ち着いたので油彩に描いた。「これが自分の作品と云われるのもちょっと・・」と悩みつつ描いた。

プロは頼まれればどんな絵でも描くそうだ。プロになれないな。

↑このページのトップヘ