10年前の4月、前橋の群馬アリーナでの群馬県大会の帰り道、桃の里・東秩父村に寄ってきた。その時、桃の花の時季は過ぎていたが、新緑がきれいだった。あっという間の10年だが、その風景の記憶はまだ新しい。

ダンス競技会で宿泊遠征するときは、「せっかく、遠くまで来ているのだから」と、いつもスケッチとセットだった。もう、そういう機会はない。

の作品は日洋会セレクション展に一度出しただけで、あとは何処にも出してなかった。5月の湘南市民美術展に出すために、久しぶりに倉庫から出してみた。
東秩父村1.
山里新緑・東秩父村 (P50油彩)

日洋会セレクション展は、自分の絵を変革しようというのがコンセプトだった。あらためて見ると、「ちょっと違うなと」思う。色彩も構図もバランスが悪い。

変革は失敗だったということかな。上をカットし、FをPに張り替え、色調を抑え描き直したら、少し落ち着いた。

我が家にも実桃が4本、しだれ桃が2本ある。花芽が少し大きくなってきた。あと半月もすれば咲き始める。