接ぎ木テープが欲しくて、ホームセンターに、朝一番で行ってきた。
動くスロープで地下売り場に入っていくと、おおぜい店員が並んで、客に買い物カゴを渡すために待ち構えている。

スロープには逃げ道はない。「いらっしゃいませ、こんにちはー」。誰がこんなことを考え出したのだろう。心のないサービス押し売りだから、店員も客も心地よくはない。


家に戻ると、テレビは、春の交通安全運動で、安全に横断歩道を渡るにどうしたらよいかの話をしている。

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日洋展用100号部分  あと少し

運転者に対し、「止まってくれてありがとう」の感謝の会釈をしたらいいと云うコメントに、インタビューされた歩行者も運転者も、それが大事だと同感している。アナウンサーは、そういう気遣いが、より良い社会になっていくのだという方向に話を持っていった。

「あれれ、本題は何だったの?」、安全のためには、運転者は横断歩道に人がいたら止まり、歩行者は「渡ります」と、はっきり意思表示するのが一番大事でしょ。

「ありがとう」は自然に出る。それが出ない人はしょうがない。気遣いを強要されているから、逆にそうしない他人に寛容になれない。