季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: 妻と二人展

今日は寒い。今の時期、大根川はこんな感じだろう。
この絵を描いた日は、暖かかった。
DSCN1978 (1280x936)
修正前
現場で描いた絵だが、今、あらためて見て、タッチが雑に思えた。
DSCN4686 (1280x927)
修正後
現場で描いた絵は、出来はともかく、少なくとも、その時に感じたものは表わされている。

その時の雰囲気を大事にして、修正しない方が良かったようだ。
修正した分、説明的な普通の絵になった。


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庭の梅が咲き始めた。このあと寒波が来たりすると、パラパラと花が咲いている期間が長くなる。今日、もしかしたら雪が降るかもしれない。

経験からすると、受粉期間が長くなるのか、そんな年には実が多く成る。でも、もう梅の実は大粒が少しなれば十分だ。

最近は2人展作品の修正ばかりでなので、そろそろ新しい絵を描きたくなった。


DSCN4683
遠藤原早春 P6 油彩 (修正後)
CIMG8866
修正前

この絵は道が気になっていた。実際の風景の中では自然なのだが、絵にしたら不自然に見える。「そこにあるから描いた」ではダメなのだ。

FをPに張り替え、道を消した。すこしは落ち着いたように見える。

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12/26は穏やかな良い天気だった。湘南平へスケッチに行こうと、妻に誘われた。

湘南平には何度も来ているが、景色が遠く、眺めるだけで、描く気は起らない。展望台からは、海側が逆光で山側が順光になる。

山側の遥か遠くに、飛谷津あたりが、長閑で暖かそうに見えた。
市の南端から西北端に大移動しスケッチした。


DSCN4670
逆光飛谷津 (左上が少し前にいた湘南平の電波塔)

ここは、どこの駅に出るにも不便なところ、長閑な風景が残っている。

今年最後のスケッチで、最後の投稿です。このブログを見てくださる皆様、今年1年ありがとうございました。

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二人展用修正 2作目

この絵はかなり昔に描いた。今頃の寒い時期、妻とイーゼルを並べて、現場で描いたから、記憶は鮮明に残っている。

右下部分の丘のもみじの赤が印象的だった。当時は良く描けたと思っていたし、その頃の作品だから、それはそれで直さなくても良かったのかもしれない。

北金目・修正後
土屋の里山から北金目 (F10 油彩) 修正後

むかしイーゼルを置いた現場は、斜面がコンクリートの擁壁で固められ、資材置き場に変わってしまった。

北金目 - 修正前
修正前

バックの山のように全体を描けたら良いのだか、つい描きすぎる。田畑の右上がりを修正し、色調を変えたら、少し絵になった。

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来年の二人展に出そうと考えている作品のうち何枚かは、何か足りないものを感じる。後ろ向きの作業のような気がしないでもないが、いま、それを手直ししている。

むかしはこれ以上手が入らなかった。誰かに教わった訳でもないが、長い間描いてきて、少しは表現が深くなったのだろう。


DSCN4558

どこかでブログに載せたと思っていたが、F20号の写真がどこにもない。
KIMG0194

上を切ってP20にした写真を撮っておいてよかった。
新しく描いたのと同じくらい全部描き直したが、写真では色調の変化程度の差しか分からない。

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