季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: 桃栽培日記

毎年、7月になると、夕方、電柵の電源を入れ、出力電圧をチェックするのが日課だ。

昨日の事、高圧出力電圧計のネオンランプが点灯しない。数日前からアライグマの気配はあるが、「今晩はしょうがない、明日修理だ」。
新品組み立て
新品キット組み立て時

電源DCアダプターが壊れれていた。出力電圧を調節できる便利なものだった。

この手作り電柵キットは定格入力12V仕様だが、定格電圧をかけると高圧出力トランスが層短絡し、スパークが飛ぶ不良品?だった。


キットメーカはマイクロ企業で、部品交換の交渉も埒があかなかった。しかたないので、手持ちのDCアダプターで入力電圧を低く調整し、なんとかしのいでいた。

去年、その出力トランスがとうとう断線した。

出力コイル交換
高圧トランス、電源アダプター交換

もうキットメーカから部品を買いたくないので、ネットで代替パーツを探したが、見つからなかった。

ダメもとで、以前、ヤマハCHAMPを廃車にした時にとっておいた点火コイルで試してみた。うまく高電圧出力した。

手作り高電圧計DSCN5606
手作り高圧出力電圧計

DCアダプターは9Vのストック品に取り換えた。これで、今年もブドウと桃をアライグマから守れそうだ。

一般的に、桃の芯喰い虫は、モモシンクイガとナシヒメシンクイガと云われている。

それだけではない。自宅の庭で15年桃を作った観察から、多種多様なシンクイガが飛んでくるのが分かった。それも年に何代も世代交代し、ずっと発生し続ける。何も対策しなかったら、間違いなく全滅する。
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今年は ほぼ無傷のもの50コ

生産農家は、使用する農薬を変えながら2週間ごとに消毒を繰り返す。もちろん残留農薬の管理はできているだろうが、お店で売っているきれいな桃はそうやってできている。一般家庭の庭でそんなことができるわけがない。

殆どの芯喰い蛾は新梢の先端に産み、幼虫は新梢をしおらせ次に実に移る。しおれた新梢を見つけしだい切り取れば、実に侵入するの防げるのではないかと考え、3年継続し試した。
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これは入られた

これは有効だ。無農薬で無傷なものが50%くらいは収穫できた。素人では十分だ。その根気に妻があきれるが、今年も、孫の喜ぶ顔を見ることができた。

ひまで根気がある人は試してみる価値はあります。


今晩から大雨の予想だ。桃の袋掛けは、梅雨前には終わらせるのが良いと云われている。梅雨前に袋掛けできてよかった。

この冬、外壁塗装工事をやった。足場の邪魔になるので、枝をかなり切った。だから実は少ない。それでも100個位袋を掛けた。
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木の大きさの割には袋の数は多い。別に、」欲張っているのではない。袋を掛けても、芯喰い虫で半分以上だめになるから、多めに実を残している。

家の庭には桃が4本あるが、うち2本は実生7,8年の若い木で、それなり実のる。だが、実生だと良い実がならないという。
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3/21に接ぎ木 5/4の状態
この際に、すべて枝を落とし、それぞれ、白桃と白凰を高接ぎをした。接ぎ木の技術をもっているわけでもないが、うまくいった。桃の接ぎ木は比較的容易なのだろう。

今朝、庭の白鳳を2個、初収穫した。白桃はあと半月かな。木の成りものでは、桃が一番早く収穫できる。

カキもブドウも秋にならないと収穫できない。考えて見れば、スイカやメロンなどの野菜並みの早さだ。

虫達も桃が好きなようで、一番手間がかかる。毎年そうだが、今年もシンクイムシが3回発生した。経験から、新梢や実に入ったシンクイムシは、家庭で使える一般の殺虫剤では退治できない。

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シンクイムシは、まだ
新梢にとどまっていることを願って、その都度、新梢を切り詰めて対処した。実の落ちる数から推測すると、新梢切り詰めは、効果はあると思うが、確証はない。

5月に100ほどを袋かけた。その時、女の人が、通りかかった。「桃、成るんですか?」、「ええ」、「お店屋さんで売ってるような?」、「ええ」。

とは云いながら、半分は落ちてしまう。無傷なものはもっと少ない。残った桃は天の恵みとして、子や孫のところに行く。
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去年の8月記事に、
「モモシンクイガ、ヒメナシシンクイガ幼虫は、新芽から実に、瞬間にワープする訳でもなかろう。今年は5月頃から、
萎れた新芽の切り取りを続けて、30%ほど無傷の桃が収穫できた。
来年も検証してみる。」と書いた。

シンクイガは年に3回、4回くらい発生するらしいが、実感として、発生と次の発生の切れ目がなく、5月頃から連続して発生しているような状態だ。
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今日の朝食には桃 これにあとハムにチーズ

今年は、萎れた新芽の切り取りをさらに徹底した。今年は70%は無傷だ。2年の結果から、この方法はかなり有効だと思う。

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自分の作った桃を
孫に食べさせたいと思っている人、家庭菜園で桃はうまく出来ないと思っている人、ぜひ試してください。

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