季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: 山梨車中泊スケッチ旅450k

山梨車中泊スケッチ旅では、水彩スケッチを4枚描き、それを3枚油彩にした。同じような絵を描いてもしかたないので、残りの1枚、白州のスケッチはパスした。
野辺山 (1024x798)
野辺山高原(F6油彩)

野辺山高原は、山梨と長野の県境で長野側にある。このスケッチを描いている時、油彩の完成作品がイメージできた。だから、この1枚は迷わず、あっという間に描けた。

手前の叢を、もう少し描きたかったが、妻が「これでいい。」というから、云う事をきいておいた。

あっという間に、1年が終わり、また新しい年が始まる。
2月には、春野菜の苗作りを始める。同じことの繰り返しが、幸せなのだと思う。

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前回アップ作品は、小高い農道の土手に腰掛け、東井出の集落を北方向、赤岳を見て描いた。

今回の作品は、同じ場所から、西方向を見て、東井出集落の外れを描いた。作品名からすると、遠景の山は八ヶ岳のようであるが、実は、甲斐駒。ここからは八ヶ岳も甲斐駒も見える。

八ヶ岳山麓 (1024x785)
八ヶ岳山麓(F6油彩)

どうでもいいことだが、ここは八ヶ岳の麓であることは確かだ。
近景の畑は、水彩スケッチの単純な枯草色から、色を拾うのに少々苦労した。現場で描いたら、もっと簡単に描けただろう。

なんの変哲もない、こういう風景は好きだが、「本当に、なんの変哲もない絵だなあ。」


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本当は、城ヶ島の灯台を早く描きたいのだが、スケッチの順番に油彩を描くことにした。週1枚ペースでアップするつもりでいたが、ちょっと手間取った。

山梨スケッチの1枚目は、早々完成させたが、同じ高さの山が、横並びになるのが気になり、1週間ほど眺めていた。

東井出の赤岳 (1024x798)

高根東井出の赤岳(F6油彩)

高さを変えても解決しそうもないので、権現山を雲に隠し、赤岳を明るくし、残した。
全体に、暗い調子も気になったので、メリハリを入れた。
このふたつで、少しバランスはとれたかな。

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2019.10.21
下り双葉SAで車中泊し、翌朝、スマートICを出る。上りスマートICは隣設されている。駐車場を出て、すぐ再入場するような感じでUターン。今日は甲斐駒を目指す。

昨日と同じ須玉ICで降り、日野春、武川方向へ。今回は、20号線を白州の少し西まで行く。

白州の道の駅を過ぎた辺りで、前が開けた。本当は、もう少し西までいくつもりだった。予報では、天気は半日しかもたないから、早く描いた方がいい。

雲で見えないが、晴れていたら、目の前に甲斐駒があるに違いない。甲斐駒を背にし、釜無川の崖の見える方向の集落を描いた。

DSCN2251 (1024x652)

(白州白須)

また、中央道が通行止めになったら困る。白州の道の駅で、お隣さんへのお土産を買い。雨の降らない明るいうちに家路に・・。

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2019.10,20の続き
雲間に、赤岳が見え隠れしている。おそらく、野辺山高原の霧も晴れたに違いない。そこには、「秋には描きたい。」と、思っていたポイントがある。再び野辺山高原に向かった。

どころが、どうもイマイチ、期待した風景ではなかった。
何度もこういう経験をした。季節、天候、時刻が、ちょっとずれただけで、感動する風景には巡り合えない。それができるのは、そこに暮らしている人だけだ。

DSCN2248 - コピー (640x414)
(野辺山高原は山梨と長野の県境で、長野県側にある)

気を取り直し、私の思う野辺山の風景を探し、また、車でグルグル。
ようやく、逆光気味の1枚描いた。

明日は、甲斐駒に行く。
近くにある清里の道の駅は、RVパークになっている。気兼ねなく車中泊できるので、都合がいい。立ち寄ってみたが、いろいろな意味で、ちょっと寂しい感じがした。

高根の湯に入り、一息し、思い切って、再び双葉SAに戻った。


10/21に続く

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