季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: 甲州路スケッチ旅

⑪夜叉神御野立
 
 2011年10月31日、地元の美術会のスケッチ旅行で、夜叉神峠に行った。南アルプス市の芦安温泉側から入った。交通規制で、マイクロバスはそのまま入れない。芦安で乗り合いタクシーに乗り換え、夜叉神峠へ。
 
 峠というから、見晴らしの良いところだと思っていた。よくよく確認すると、ここは夜叉神の森。道路脇に日帰り登山者の駐車場があり、すぐ脇が登山道だ。乗用車はここまで入れるらしい。
 
 視界がひらけるのは、この道路を500m先の御野立か、あるいは登山道を1時間歩き、本当の峠にいくか、どちらかだ。
 
 私は御野立まで歩くことにした。しかし、地元タクシーが云うことには、「ほとんどがトンネルで、しかも、ぬかるんでとても歩けない。」と、云う。仕方なしに、1人500円で、また乗り合いタクシーに乗る。 運転手は、「次の仕事があるから、1時間後に迎えに来る。」と、云う。
 
 その御野立は、トンネルを出たところにあり、わすかな隙間から、北岳、中白根、間ノ岳が見えた。 8号スケッチブックを見開きにして、1時間、迎えが来るまで必死にスケッチした。
 
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                                           夜叉神御野立(油彩M15)
 
 このポイントは山岳画家ならともかく、一般にはおすすめと云う訳にはいかない。山梨に何年も通ったが、北岳をようやく確認できた。
 
 
 
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⑩白州の八ヶ岳
 
 真原の桜を確認した後、白州に行った。2010年秋の美術会のスケッチ旅行で、「ここは2月頃、良さそう。」と、思ったところだ。想像していた通りだった。
 
 尾白(おじら)の森のすぐ近く。甲斐駒は近すぎて、もう見えない。ここから見える八ヶ岳は、山容のバランスが良い。田圃とその向こうの集落が八ヶ岳に向かって、なだらかに降りてゆく。
 
 八ヶ岳を描くなら、ここはおすすめだ。
 
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                                           白州の八ヶ岳(油彩P10)
 
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⑨真原(さねばら)の甲斐駒
 
 実家が萬休院というご近所様から、「真原の桜は素晴らしい。」ということを聞き、
2011年2月25日、その場所を探しに、武川行った。
 
 真原は、”甲斐駒が”目の真ん前にドーン”という感じだ。むろん桜は、まだだ。現場の駐車場の様子からすると、シーズンには、かなりの人出が想像できる。その時、絵を描くのは無理だろう。そんな訳で、甲斐駒と花のない桜を描いてきた。
 
 4月、家の近くの桜を見て、花を咲かせた。しょせん無理のある作品、お蔵入りになった。今回、甲州路スケッチの整理ということで、記録に残した。
 
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                                           真原の甲斐駒(油彩P10
 
 このブログを見てくれる人は,もういい加減、山梨の山は見あきたことでしょう。2011年まできました。あと3作品程度で終わりにし、今度は信州路スケッチにしようと思っています。
 
 
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⑧高根の八ヶ岳
 
 2010年11月23日に東京の美術会のスケッチ旅行で、またまた山梨に行った。この年は山梨に4回行った。幹事の選んだ甲斐駒ポイントは、舞鶴の松で知られる萬休院の下にある公園。水車小屋がある有名なカメラポイントだ。
 
 私はここをよく知っている。知人がこの近くにいる。さらに、私のご近所様の実家が萬休院なのだ。水車小屋は萬休院が建てたものらしい。残念ながらここの景色は好みではない。つき合いスケッチだけにした。
 
 白州の道の駅から、尾白の森の宿に向かう時、わずかな距離だったが、背後の田圃の中から、八ヶ岳が見えた。「ここは、2月に来たら絵になる。」と、確信した。
 
 翌日、141号線を、須玉ICから佐久方面に、10分ほど走る。右手に”高根の湯”がある。もちろん、湯に入るために行ったのではない。
 
 ここからは甲斐駒と八ヶ岳が見える。広い無料駐車場があり、高根の湯のトイレも使える。さすが、幹事のおすすめポイントだ。
 
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                                                          八ヶ岳秋景(油彩P20)
 
 八ヶ岳の配置は少し左に振った。近景の畑は、Pでもスペースが余ってしまい、苦労した。手前に枯れ草は、「絵が堅くなる。」と、評価を下げた。Mにすべきか、切り取り方は難しい。
 
 この美術会は、年に1回、銀座の有名画廊で展覧会をやる。当初は、和気あいあいだったらしいが、私の所属していた時期は、日展入選者も数名いて、無言の競争意識を感じた。 自分のペースで描くため、この絵を出品してから、この会は辞めにした。
 
 
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⑦明野の甲斐駒2
 
 210110月16日 明野に行った。
 明野は何度目だろうか? 作品から数えれば、4度目かもしれない。毎回、違ったスケッチポイントを探して、辺りをゆっくり走る。
 
 山梨県立フラワーセンタの前を通って、北に向かう。以前、この時期に茅ヶ岳の麓のりんご園から、八ヶ岳を描いた。残念ながら、作品の出来は、いまいちだった。
 
 その場所を通り過ぎ、さらに北に向かう。もう明野の北の外れだ。坂を少し下ると、右手にゴルフ場がある。その辺りから左手方向の視界が開ける。
 
 刈り入れが終わった田圃に、稲架がある。集落も見渡せる。瓦屋根も良い。その向こうに甲斐駒が見える。
 
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                                          明野10月(油彩F10)
 
 どちらかというと、明野は八ヶ岳のスケッチポイントだが、ここには駐車スペースもあり、甲斐駒を描くことができる。
 
 
 
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