季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: 信州路スケッチ旅

緊急事態宣言が延長されたが、国立新美術館は6/2に再開した。日洋展は、本来の会期の半分以上が休館だった。運営側は、さぞかし気をもんだことだろう。

たくさんある案内状は、一枚も出していない。出品している自身も、コロナを正しく恐れるから、見に行かない。

毎年、他の会員の作品を見て刺激を受け、また描く気になるのだが、今回は、それもない。

山里の春p100org - コピー
山里の春(P100 旧作の油彩部分)

かつて、一般出品者だった頃、2点出品しなければいけないものだと思っていた。入選は1点のみで、2点の入選はない。

これは選外になった。自分としては、この作品の方が気に入っていた。


心残りだったので、描き直して出品した。またまた、コロナで見てくれる人が少ない。これは不運な作品になった。

(ここまでブログを描いて、作品の写真かないのに気付いた。出品中だから困った。いずれかの機会に載せることにします。)

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佐久御代田の浅間山

7年前の11月に、ここに来た。運悪く、27年ぶりの季節外れの黄砂で、浅間山が良く見えなかった。油彩にできなかったのが、ずっと、心残りだった。

数年後、白馬スケッチの途中で立ち寄ったのだが、前回のスケッチ場所が見つからなかった。

今回は、Mapのストリートビューから、前回のスケッチ場所を見つけた。


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佐久御代田の浅間山 (油彩 M15)
                                   

カーナビに設定してやって来たのだが、こんどは、カーナビが不調になった。前夜は、宿泊先の佐久平の東横インを探して、台風の中を道に迷った。ヤレヤレである。

カーナビのアンテナが切れていた。翌日、スケッチ用具の中にあった小さいカッターを使って、同軸ケーブルをつなぎ直し、競技会の怪我対策に持っていたバンドエイドで絶縁し、回復した。

そして、ようやく7年前のスケッチ場所にたどり着いた。

7年越しの完結編でした。


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木枯らし1号の浅間山

夏頃までは、10/29(日)の佐久の長野県大会が、30年間の競技ダンス生活の最終戦の予定だった。

別の話だが、事情があって、夏に計画していた北海道スケッチ旅を中止した。
北海道のかわりに、12月の沖縄大会を最終戦にし、スケッチもしてくることにした。

台風22号が近づいている。10/29(日)は最終戦ではない。「止めようか?」。かなり悩んだ末、大雨の中を出かけた。

「翌日の佐久地方の天気予報は晴れ。」に、賭けた。競技会も大事だが、浅間山を描きたかったのだ。


浅間山を描きたかったのには訳がある。

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その時、山は推測で描いた。見えない描けないので油彩に出来なかった。

7年前に佐久の長野県大会に来て、浅間山を描いた。11月の良い天気にもかかわらず、運悪く、27年振りの黄砂で、山容がかすんでよく見えなかった。


そして、昨日は台風、今日は木枯らし1号。

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北風で山の背後から雲が吹き上がっている。



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時折雲が切れ、3っつの峰が順番で姿を現す。頂上付近には雪が降ったようだ。短い時間だが、しっかり見た。早く油彩にしよう。


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上高地・大正池

もう7,8年前のこと、村田省蔵が描いた”風光る上高地”を一枚の繪の表紙で見て、
「こんなふうに描いてみたい。」と思った。

数年前、上高地に長い時間滞在する日帰りツアーに、妻と参加し、同じ場所を描いてきた。やはり、自分の絵は、いつもの絵、村田省蔵風にはならない。

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                                            大正池(油彩F8)

はるか昔、私達の新婚旅行は上高地だった。宿は、カッパ橋の手前にあった古い五千尺旅館。宿泊客は少なく、車は木戸を開けて入れてくれた。

その時もスケッチをした。その頃、妻は絵を描いていなかったので、「何時間も、ほったらかしにされた。」と、今でも云う。


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鹿島槍が見えた朝2

2人展もあと1日。「来て頂くのは、申し訳ない。」と、いう方々に、”各自、事情も、お有りでしょうから、これに義理を感じないで下さい。”と、案内状に付け加えた。そう、気遣った方々は、みんな来てくれた。2年ぶりの話も弾んだ。

これから、日洋展作品の発送、私が事務局をやっている池袋の展覧会と続く。
そのような訳で、このところ描いていない。

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                                     鹿島槍が見えた朝2(F50 油彩)

7,8年、活動範囲は地元だけだった。その頃、公募展用には、50号を描いていた。これは、現場で描いた10号を、公募展用にSize upしたもの。

もうすぐ連休。連休が明けたら、安曇野では田植えが始まる。山に雪が残り、田に水が入り、とても気持ちの良い風景が拡がる。

一連の行事が終わったら、のんびり信州を描いてみたい。


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