季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: 上州路スケッチ旅

東秩父村大内沢(花桃の里)

NHKの”小さな旅”で、東秩父村の長閑な風景を見た。いつか描きに行こうと、思っていた。4/25、群馬アリーナでの競技会に出て、前橋に後泊。帰りがけに東秩父村に寄ってきた。

埼玉県で唯一の村らしい。

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ここは、”花桃の里”。花桃を出荷する園芸農家が多い。駐車場やトイレ、展望台が整備されている。補助金で村おこし事業をしたらしい。

花桃の時期は終わっていたので、駐車場に他に車はない。ハッチバックを開け、日陰をつくり、ゆっくりスケッチした。花桃畑の方向ではないが、雰囲気が良い。

今、うすれかけた印象を思い出しながら、ようやく油彩を描いている。


(秩父は上州ではないと思うが、適当な書庫がない。今度、山梨に行ったら、秩父を通って帰ってこようと思っている。そのうち、”秩父”の書庫が出来るかも知れない。)


ブログ村油彩画リンク

https://art.blogmura.com/oil/





②赤城山
 
 2010年4月3日 
 妙義山は、山容そのものが難しい。今度は赤城山麓に行ってみた。
 
 やはり、初めて来た所は、スケッチポイントが見つからない。白馬や八ヶ岳のような雪山も見えない。上毛電鉄の粕川駅辺りから、北に上がる。走るごとに裾野を少しづつ登っていく。
 
 赤城山はさっぱり見えない。室沢という所で、棚田の案内標識があった。最近、観光用に整備されたようだ。まだ、水を入れる時期でもないので絵にならない。
 
 その近くに、かなり古い庄屋屋敷跡があった。これを畑の中から描いたら、絵になりそうだ。
 
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                                                                   赤城山麓の春(油彩F10)
 
 上がり勾配なので、畑を見上げるようになる。一通りスケッチしてから、後ろを振り返り、少し下がり勾配の畑を、もう1枚スケッチした。
 
 その2枚をもとに1枚の作品にした。
 
 
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上州路スケッチ1
 
 例によって、競技会の前泊スケッチ。会場は前橋の群馬アリーナなので、前橋に宿泊する。そこを中心として、妙義山、榛名山、赤城山の山麓の、のどかな風景を探しに行った。
 
 白馬とか、甲斐駒とか「一度は描いてみたい。」という強い願望はないから、事前情報も少ない。いきおい、スケッチポイントを探して、走り回ることになる。
 
①妙義山
 2009年8月29日 妙義山を描きに行った。上越道の松井田妙義ICで降り、妙義山の東側を半周した。山に近づきすぎたのか、描けそうな場所がない。
 
 妙義山は裾野のような、ゆったりしたものがない。険しい岩山が、いきなりそそり立っている。夏なので空気の透明度がなく、山も霞んでいる。
 
 そんな悪条件の中、稲穂が少し色づき始めた、田舎風景を見つけた。
 
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                                                    夏の終わりの妙義(油彩f10)
 
 ネコ車を押した農家のおじいさんが、「暑いのに、よくやるネエ」と、云って通り過ぎた。画面左下の青い横線は、この辺りの特産の下仁田ネギなのです。
 
 
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