季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: 三浦・湘南風景

ようやく晴れ間が出た。梅雨明け宣言後は猛暑が続き、一転して今度は長雨が続いた。

梅雨明け宣言した後の長雨だから、少しおかしな天気に思えるが、時期的には、例年の梅雨末期と同じ様相だ。梅雨明け宣言を焦った。

ようやく、2枚目の習作を描いた。まえおきが長かったが、これから100号を始める。さほど気持ちが弾まないのは、歳のせいか。

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暖かな鴨井港(油彩P6)

いよいよ夏休み。小学生の頃、夏休み宿題は、夏休み帳という名の1日1ページやる学習帳1冊だけだっだ。今の子供は宿題が一杯で大変だ。

毎日、魚釣りに明け暮れ、夏休みの終わり頃、宿題をまとめてやるのが常だった。天気と気温を思い出し、記入するのが大変だった。

32℃というのは、8月初めの頃の2,3回で、あとは殆ど30℃以下だった。

クーラーなんてどこ家にもないし、蚊帳を吊って、開けっ放しで寝た。「少年の夏」を思い出す。


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10月に向けて100号を2枚描くつもりでいる。その1枚目の習作を描いた。

ここを描こうと決めたら、半分は出来たと思っている。私には、どう表現するかではなく、何処を切り取るかが大事だ。

構図の良し悪しは、感覚的なもので、「ここを描こうと思ったのは、結果的には構図も良かったからだ。」と、そう思うことにしている。

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暖かな鴨井港 (F6油彩)

自然だから、すべてが都合がいいことはない。不自然にならないように、創ったり省いたりする。

往々にして、習作の方が良いことがある。もう1枚小さな油彩を描いたら、100号を描き始める。

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日洋展が6/1から始まる。毎年、日洋展で他の人の作品に刺激を受け、100号を描き始める。今年は鴨井港を2枚描くつもりでいる。

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このスケッチは まだアップはしていなかったらしい

100号を描くために、小さい油彩、習作を描き始めた。

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とりあえず絵具を乗せ、ほぼ白い部分は無くなった

スケッチからうける印象が薄い。船を向きを変え少し大きくした。あと右下に何か入れないと間がもたない。大事なのは現場の空気。これからいろいろ試してみる。

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久し振りに気持ちの良い風景を見た。

もちろん、ダイコン畑のみどりも美しいが、それだけではない。
仕事だから、甘くはなかろうが、自然の中に生きる豊かさを感じた。


海の色もきれいだったので、忘れないうちに描いておきたかった。
どの青を使うか迷ったが、ほとんど使うことのないオリエンタルブルーを混ぜた。

間口のダイコン畑 (1024x789)
間口のダイコン畑(油彩F6)

私の使う色としては鮮やか過ぎるが、こんな青だった。

オリエンタルブルーは、50年前の古い鉛チューブ入りで、少し破れかけている。久し振りに、手を汚しながら描いた。

そして、きのう、我が家の菜園にも春ダイコンの種を播いた。

http://art.blogmura.com/oil/

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先週、鴨井港に行った時、遠征ついでに、劒崎灯台の近くの間口港まで行ってみた。

かなり昔、鄙びた間口港を油彩で2枚描いた。2枚とも手元にはない。磯釣りにも何度も来た。

もう、間口には、その風景がないのは解っていたので、港を描く気はなかった。


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間口港への、緩やかな坂道で見たダイコン畑がきれいだった。
海の色もいい。私の中では、こういうのが美しい風景だ。

最近は、かつての名産の三浦ダイコンではなく、青首ダイコンが多いらしい。

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