季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: 我が町・平塚風景

金木犀のいい香りがする。今年の金木犀は少し遅い。

昔の体育の日(10/10)の頃、金木犀の香りとともに、遠くから運動会の音楽が聞こえてくる。そんなイメージをずーっと持ち続けている。

昔、金木犀の頃、長く勤めた会社を自己都合で早期退職した。
しばらく、多少の苦い思いと、それが正解だったという二つの思いが交錯してきた。長い時が、それは正解だったと教えてくれた。

金木犀は、私に「それでいい」と、毎年繰り返す人生の道標でもある。

DSCN5021
岡崎 大畑橋あたり

3連休は、いい天気だった。最終日「お出かけしましょう」と妻に誘われた。いつものように、デーリーヤマザキでカツサンドを買って、秋空の下でスケッチしてきた。

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最近、文章が上手な人のブログをいくつか読んでいる。文才という言葉がある。私とは歴然とした才能の違いがあるのが分かる。

ブログをアップする時、文章に間違いがないか確認する。毎回、「間違いはないけど、面白くないなあ」と思う。まあ、私は、正しく伝えられれば、それでいいか。


兼農業技術センターの桜
県農業技術センター入口道路の桜 (F6油彩)

都知事選報道やネットで、論破とかマウントとか耳障りは言葉が使われた。相手を言い負かすことが、そんなに価値のあることだろうか? 

昔も、そんな奴がいたが、たいてい嫌われ者だった。大切なのは正直者かどうかだ。そんなことは顔を見れば分かる。

今迄と同じ運動をしていて、故障をするようになった。治りも悪い。歳を自覚しなくちゃ。少し筆も動いてきた。鬱々気分を振り払い、今日から日展作品に向かう。

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平塚は神奈川県で一番水田が多いらしい。夏至の頃、丹沢山に陽が落ちる。水田に映りとてもきれいだ。

あの瞬間を見てからもう一年経ってしまった。時間がとぶように過ぎた。

今年も、全く同じ時期と同じ時刻に同じ光景をみた。
去年は翌日の6/19にスケッチに行ったが、油彩にはしてなかった。

夏至日没
夏至日没 (F4 油彩)

この光景を美しいと思うのは共通らしく、今年は、自転車で通りかかった人が数人、立ち止まりスマホをかざしていた。

少し前の二人展に夕景作品を2点出した。「夕景は明るく描いたほうがいい」と、反省したばかりだった。

この油彩を見て妻が「うーん?」

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家から500m程のところに渋田川が流れ、土手の両側に立派なソメイヨシノが2kmほど続く。ここの桜はいつも少し遅い。4/6(土)になってもまだ5分咲きだった。

もう少し咲いているだろうと思い、飛谷津の丘に行った。ここは隠れた名所だったのに、ネットにでも載ったのか、車が数台、丘の上に乗り入れ、若い家族連れがテントまで張っていた。


DSCN4757
上吉沢のサクラ4/6

何の規制もない市有地だから、余計残念な気がする。散歩する程度にして欲しいな。そのうち何らかの規制が入るだろう。

描く気がしないので、道路を一つ挟んだ、向かいの丘の畑まで歩いて行った。だが、空をバックに見上げたサクラは絵にならない。

しばらく丘の畑を歩き廻り、隣の丘のサクラを描いた。今年も1枚描けたから、まあいいか。
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今日は寒い。今の時期、大根川はこんな感じだろう。
この絵を描いた日は、暖かかった。
DSCN1978 (1280x936)
修正前
現場で描いた絵だが、今、あらためて見て、タッチが雑に思えた。
DSCN4686 (1280x927)
修正後
現場で描いた絵は、出来はともかく、少なくとも、その時に感じたものは表わされている。

その時の雰囲気を大事にして、修正しない方が良かったようだ。
修正した分、説明的な普通の絵になった。


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