季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: 人物スケッチ

地元美術会のデッサン会があった。モデル不足で年1回のデッサン会も難しい。前回から8か月振りだから、今回は比較的スパンが短い。
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モデルは幹事が見つけてきた。世間一般にいう若い女性ではないが、我々メンバーから見れば、若い人だ。
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前触れ通り、背が高くスタイルが良く、身のこなしが若い。バレーボールの選手だとか。モデルは初めての経験だから楽なポーズでお願いしたが、さすが運動選手、簡単にこなしていた。
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幹事は気をよくして、年2回やりたいといっていた。私は風景の中に人物を入れることはあるが、いわゆる人物画は描かない。顔を描かなくていいから、後ろ姿のほうがいいな。

私は主に風景画を描く。「風景を写すのではなく、感動を描くものものだ。」と、何度かブログに書いた。

風景画を人物画におきかえたら、「姿を描くだけではない、心情まで描くのだ。」と、いうことになるのだろうか。いつか人物画をしっかり描けるようになりたい。

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(油彩画F100)部分
私の力量では、そんなつもりはなくても、無意識にそっくりに描いてしまう。姿にとらわれてしまうのだ。囲碁少年を描いて学んだのは、「描き過ぎてはいけない」ということだ。

今、100号の風景画描いている。その中の小さな人物に物語を感じなかった。描き過ぎているのだ。引っかいたり、こすったり、悪あがきせずに素直に色を置くだけにした。りきみがなくなり、存在そのものが、自然になったような気がする。
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以前にも書いたが、私の油彩風景画を湘南平塚画廊が置いてくれるようになった。顔を出せば、管理人の吉田さんが喜んでくれるので、我が家のブドウを手土産に行って来た。


その時、湘南ひらつか囲碁まつりのチラシを渡された。
湘南ひらつか囲碁祭りまつり1000面打ち大会は地元の恒例行事だ。

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少年棋士 (F4油彩) 一部ネット写真を参考にしました

併行行事で、
湘南平塚画廊が、囲碁を巡るアート展の会場になったので、「囲碁の絵を描いてくれ」と頼まれた。


人物は得意ではないが、絵を置いてもらっている義理もあるし、賑やかしに描くことにした。

囲碁は不案内だし、モデルもいない。ネット写真は囲碁盤面ばかり、ようやく子供の囲碁大会の写真に行き着き、その雰囲気を
参考にした。

参考にしたことを挨拶をしようとしたが、その写真はもう見つからない。なにか問題があったら、この作品を差し上げようと思う。

囲碁を巡るアート展

湘南平塚画廊で10/11~14

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風景の中の人物に、ちょっと苦労している。こんな状態じゃ日展?だな。

小さなパーツなのに、絵になっていない。勢いで描いて見たり、ていねいに描いて見たり、3回も描き直したが、どうもしっくりこない。消すか? 

人物を描ける人を尊敬する。私には無理だが、せめて、・・らしく見えるようにはしたい。


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油彩 F100部分

話が変わって、ひょんなことから、囲碁情景を描くことになった。
今、人物を練習するつもりで描いている。

それが決着したら、4回目の修正をしようと思っている。できれば、
描かないで絵にしたい。

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所属する地元の湘南市民美術会の人物デッサン会があった。
前回は2年前、前々回は、そのまた3年前の開催だった。

コロナ、適当なモデルがいない、会員の高齢化、etc、かなり活動が鈍っている。どこの美術会も同じ状況のようである。

私は風景画を描くが、生活感のためには人物も大事な要素だ。


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人は、日頃見慣れた物には、少しの狂いでも違和感を持つ。
だから、人物画はごまかしがきかない。

競技ダンスの長い経験から、人間の骨格、運動には多少の知識はある。
人物を専門に描く人には遠くおよばないが、久々に集中した。

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