季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: フェンスぶどう栽培日記

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週間天気予報がはずれ、今日もいい天気。ぶどうの花がほぼ満開になった。本当は曇りが良いらしいが、晴れはありがたい。巨峰の1回目のジベレリン処理をした。
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ベリーA(5/21)

ベリーAはデラウェア同等と考え、開花予想14日前に1回目のジベレリン処理をする。1回目は5/7だったから、ほぼ満開予測が当たった。

時期、濃度など試行錯誤の連続だったが、フルメットとストマイを添加してからは、ほぼ100%種なしになった。

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巨峰(5/21)

巨峰もベリーAも満開から10~3日後が2回目のジベレリン処理の時期だ。ジベレリン濃度はベリーAが100ppmで巨峰が25ppm。

ベリーAの100ppmの残りを冷蔵庫に保管し、4倍に薄めて巨峰に使う。保存溶液はダメだというが、これで失敗したことはない。

フェンスブドウ栽培1年の記録(総集編)が、ロングヒットを続けている。古い記事なのにアクセスが続いている。誰かがリンクしてくれているのかもしれない。

アクセスにしてくれる方に、何か役に立つような記事でも書こうかとも思うが、やることは既にルーティン化しているので、目新しいことはない。せめて、今年の出来はどうかを書くだけだ。

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お盆でお供えした巨峰 お袋には食べさせてあげれなかったのが心残り

去年から始めた夜間シャワーは続けている。今年の猛暑かつ熱帯夜でも、まあまあ色づいているから、効果はありそうだ。

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ベリーA 生育期間は巨峰より長い

ベリーAは、粒の小さい房もある。1回目のジベルリン処理の時期が早すぎたのかもしれない。これは予測でやる事だから、つい早くなる。よく分からないが、まったく違う原因かもしれない。

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もう何年もブドウの色づきが悪いのが続いている。年々、状況は悪くなっていく。猛暑で夜間温度が下がらないのが原因らしい。

昼間に光合成した栄養分が、夜間に根に戻るのを制限するため、プロ農家は主幹を環状剥離する。専用道具が市販されているが、結構高価だし、木にダメージを与えるので、素人には難しい。

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巨峰

今年は、さらにメチャクチャな猛暑。ダメもとで、トビタマが出た時期から、サッと葉を濡らす程の夜間シャワーをやってみた。半月ほど経ったが、明らかに去年より色づきが良い。


夜間シャワーは効果がありそうだ。こういう実験は1年単位、来年も試して、本当にが効果があるのか確認したい。

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4/末から2ヶ月、美術展やらスケッチ旅行やら、絵の関係でいろいろ忙しかった。ようやく、ひと段落した。

その間も、家の周りの果樹や菜園の野菜の世話も、やらなければいけないことがもたくさんあった。絵も菜園も好きでやっていることだ。

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裏庭のマスカットベリーA

ブドウや桃は、あとは収穫を待つだけになった。早生桃の 白鳳は少し色付いてきた。昨日、アライグマ対策の電柵をセットした。

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2階から見える白鳳、ムクドリには目の毒、もう狙っている

これも年中行事だ。電柵を設置してから被害はない。効果があるのか、それとも、アライグマそのものがいなくなったのかは判らない。

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今年はとちらも良く出来ている

菜園の方は、少し前はトウモロコシ、今はトマトの1番果の収穫が最盛期になり、自然に感謝の毎日。

トウモロコシのカラス対策は大変だった。毎年、新たな問題が発生する。害獣との知恵比べだ。

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ここ数年、晩腐病に悩まされていたが、今年は大丈夫そうだ。

獣対策のネット掛けを止めた分、通気と陽当たりが良くなった。
袋掛けの時期に、一度ベンレートをかけたのと、袋の下を開放したのも効果があったと思う。


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巨峰 これはもう食べられそう

まだ、裂果はない。たまたま、今まで大雨に会っていないので、「運がいいだけ」、と思う。なんとか、このままいって欲しい。

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ベリーA 巨峰より成長は遅いからもう少し

巨峰もベリーAも、全体的に色付きがイマイチだ。こんな状態がもう5,6年続いている。

猛暑と夜間温度が下がらないのが原因らしい。自然現象だから、これは自分の力ではどうにもならない。来年は夜間シャワーでもやってみようか。

このブログは、絵がメインテーマだが、意外とブドウ栽培記事にアクセスが多い。ひとさまの役に立っているようで、少しうれしい。


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