季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

カテゴリ: 日洋展

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昨日、日洋会事務局から作品集が送られてきた。自分の作品の写真を見て思わず、「うーん、弱い」。

完成のサインを入れてから、コントラストを3度も修正し、納得したのに、・・。下地処理がマット状になっているから、「光の当たり具合かな」とも思った。

そして今日、国立新美術館に行って見てきた。実際に広い会場で、他の作品との対比すると、やはり弱い。性格が絵に表れている。
DSCN5528 - コピー
小さな港(F100油彩)

完成度を上げるため少し時間をかけ過ぎ、逆に自分の持ち味を無くした。大きな作品は大きく描かないとダメだな。

今、秋の日展のために、もう1枚、同じ港の視角を変えたものを描きかけているが、他の題材にした方がよさそうだ。
 

それと、今日、生まれて初めて、席を譲られた。
乃木坂から地下鉄に乗った時、席が一つしか空いていなかった。妻を座らせたら、隣の孫くらいの若者が、私に席を譲ってくれた。有難く座らせてもらった。「ああ、俺もそんな歳になった」。 そんな1日だった。

国立新美術館で日洋展が始まった。
DSCN4530

小さな港(F10油彩) F100の写真を撮り忘れた 後で差し替える

伊豆白浜の小さな漁港です。風景画で縦構図は少し無理があるな。

スケッチを数枚描いて、油彩10号を描き、100号にした。徐々に表現の質が上がっていけば良いのだが、そう上手くはいかない。

DSCN5521

一方で、だんだん感動が薄くなっていくので、相変わらず、100号は難しい。

つい先日、美術雑誌の美術の窓8月号が無料送呈されてきた。
公募展便りで日洋展が紹介され、その中に私の作品も掲載されていた。

多数掲載されているが、全員が掲載されている訳でないから、少しうれしい。
DSCN4961

掲載は、これで3度目、前回は2022年だった。
長年やっていると、良いことも巡って来る。

半月ほど前、美術の窓から特集号の掲載募集が来ていた。ゆるやかな営業には好感はあるが、この種の掲載料はびっくりするような高額なのだ。
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夫婦連れだって国立新美術館の日洋展に行って来た。毎年、会場当番をやってきたが、今年から免除してもらった。

会場入口付近は、会の代表作家の作品が展示される。始めの内は、比較的、丁寧に見る。

いくら経っても、自分の作品が現れない。だんだん疲れてきて、見方もいい加減になり、先を急ぐ。

DSCN4932
能登穴水(油彩 P100)

もう出口、最後の部屋のひとつ前で、ようやく自分の作品に巡り合えた。出口近くは、まあまあの作品が展示される傾向にある。

他の作品の中で1枚だけ地味だったので、逆に存在感があった。部屋の中央に展示されていたし、悪くはなかった。

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今日は日洋展の午後の会場当番をしてきた。いつも長くて大変なのだが、当番の相方は初対面だったが、いろいろ話が弾んで楽しい当番だった。


「ご苦労さん」ということで、会場総責任者の幹部の先生が長い時間をかけて私の作品を講評してくれた。


私が、例によって、自分の作品を「おとなしくて、インパクトがなくて・・」と云うと。「そーいうことではなくて・・」と、いろいろアドバイスしてくれた。

DSCN4436 (1280x872)
暖かな港(P100 油彩)

大事なのは主題と構図、主題でない近景と背景を一生懸命に描いている。 海は青いから青く描くだけでは足りない。空気まで描いて写生から芸術まで高めること事が大事。etc


「曇りの日に描いたことがあるか?」、「逆光で描いたことがあるか?」「夕暮れの30分は、必要な物しか見えない黄金の時間とも云われる。そんな時間に描いてみたらいい。」


私には難しい事ばかりだが、南魚沼の逆光の田圃が頭に浮かんだ。100号に描いてみようかな。

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