季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

タグ:スケッチ旅

2025.5/13の続き

2番目の目的地は、富士川町の北隣、南アルプス市の中野の棚田。
カーナビ情報では15キロ程度で行ける。中野の棚田は、ネットに紹介記事がある。


目的地近くで、カーナビに同じ狭い路地をグルグルと廻され、どうにもならない。カーナビを無視し、ようやく棚田の入り口らしき路地に入った。

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しばらく、若木ブドウ苗の畑が続く。一瞬、「棚田はもう無くなったんだ?」と思った。

さらに進み、ようやく棚田らしきものが見えた。平林の棚田より規模は大きい。こんな大きな棚田がなくなるわけがないな。農道には駐車スペースはない。

ブドウ畑の車入れに止めさせてももらい、下に歩いていくと展望台があった。水を入れている真最中で、9割がた入っている。さまざまな水の色で絵になる。
 

2南アルプス市中野の棚田

その後、車中泊の食糧調達するため、南アルプス市のAコープに寄った。ここには、以前のコメ売り場のように米がある。しかも、地元平塚より安い。Aコープだからかな? 

(つづく)

2025.5/13
1番目の目的地は、山梨県南巨摩郡富士川町平林の棚田
(圏央道) 寒川南IC-八王子JCー(中央道)ー双葉JC-(中部横断道)ー増穂IC


隆運寺の上を通る平林地区のメイン道路から棚田を見る。正面に雲間から富士山の上部が見える。写真を撮る人は、この方向を選択するだろう。

私は、少し視線を右に振って描いた。

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ようやく田に水が入り始めたばかり、水面が光っているのは1割程度だ。あと1,2日後が良かった。地元の情報がある訳ではないから、これはしょうがない。足元で盛んに水音がしていた。
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油彩を描くとき困らないように、部分
メモスケッチを2枚描いた。
1 富士川町平林の棚田

2泊3日(5/13~15)のスケッチ旅について、水彩スケッチだけでも、順を追ってアップする。うち1枚を油彩100号に描き始めた。何枚か油彩が描けたら、後で一編にまとめることにする。

面白くもなんともないが、今回は、とりあえずルートから
山梨車中泊棚田スケッチ旅ルート図

車中泊スケッチ旅は2年ぶり。最初に車中泊スケッチ旅で北海道に行ったのは、16年前のこと。まだ、その時のワクワク感を覚えている。

社会環境も変り、車中泊場所にはいろいろな意見があるが、今もスケッチ旅には車中泊が一番都合がいい。今回は、山梨の棚田5か所を23日で廻る。

昔は、朝一番に高速をひた走った。友人には、免許返納した者もいるくらいだから、もう無理はしない。寒川南ICからスタート、1番目の棚田を目指す。

早めに1番目の棚田スケッチをアップしたいと思っている。(次回につづく)

昭和村のキャッチフレーズは日本一美しい村だ。
福島にも昭和村がある。戦後の昭和に開拓したのだろう。そこのキャッチフレーズも同じように日本一美しい村とか。


ここは群馬県利根郡昭和村、関越道の昭和ICを下りてすぐの森下、赤城SAから見下ろす台地の外れになる。

昭和村
昭和村(油彩F8)あとでPに張り替えよう

まもなく1年、去年5月に南魚沼車中泊スケッチに行った帰り道にスケッチした。


高原野菜の苗が少し育った状態だが、重なって薄黄緑できれいだ。
前方の谷川連峰が美しい。その左手奥が三国峠で、その向こう側が前日までいた南魚沼辺りだ。

むかし
、谷川岳はマチガ沢での遭難事故が多く、魔の山のイメージがあった。
今はそんなニュースは聞かない。

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理想とする画家は中村琢二。油彩を始めた高校生の頃から、60年経った今でも変わらない。琢二は、2本の線を交差させるだけで、4っつの山を自然に表現した。

この風景を見た感動を、太目の筆でタッチで表現したかったのだが、しょせん私の力量では無理な話。


魚沼
魚沼(油彩F8)

窮余の策で、細い筆やナイフも使った。
削ったり、こすったりすれば、それなりに効果がある。

しかし、
リアルに描きたいのではない。感動は少し置いて、無難なところでまとめた。

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