季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

タグ:下笹尾の棚田

秋の公募展向けに描いている100号の棚田は、もうこれ以上手が入らなくなった。

自分としては、ほぼ完成なのだが、この状態で、過去の研究会では、「もっと描きこめ」と云われてきた。自分の感覚では、この程度でも描き過ぎのような気がする。

コロナを機に研究会に行かなくなって久しい。年齢的に、これから何十年も描くわけでもないから、もう自分の感覚で通してもいいだろう。
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100号部分 トラクターがない方がすっきりすると妻が云う 悩むところだ

しばらく手をおいて、眺めている時間が長くなると、絵として落ち着かないところが見えてくる。

見えた風景をそのままを描けばいいわけではない。創らなければ絵にならないことが多いのだ。それをまとめて一気に修正をする。

今は、筆の勢いを無くさないように、少し小さいサイズの棚田を描いている。100号を描いた後では、P10くらいだとあっという間に色が埋まる。

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10月に向けて描いていた100号は行き詰った。キャンバスを枠から外し、別の古キャンに張り替えた。

倉庫で丸まっていたこの古キャン作品は、結局どこの展覧会にも出さなかった。100号を描いて何処にもださなかったのは、これだけだ。その古キャンに、
急遽、下笹尾の棚田を描き始めた。

10/初頃までに完成させればいいから、まだ3か月ある。そんなに気がセクことはない。、

「戦は陣取り、仕事は段取り」、現役時代も、土壇場でジタバタしないのを信条でやってきた。早めに準備するのは、今も変わらない習性だ。

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下笹尾の棚田(油彩100号 部分)

過去の経験から、苦労した作品は、結果的にあまり出来が良くない。どこかに無理があるから苦労するのだ。その点、下笹尾の棚田は、うまく描けそうな気がする。

マチエールを作る必要もないし、すでに下に色がある。色を載せるのは簡単だ。アっという間に山は描けた。空もなんとか処理できるだろう。

問題は残り下半分で、どう生活感が表現できるかに懸っている。

2025.5/14の3か所目

5番目のスケッチポイントは北杜市小淵沢下笹尾の棚田

ここがスケッチ旅メインの目的地。
カーナビには、Google mapにあった目標物の諏訪神社や城址公園が出てこない。しかたないので住所設定した。

「郵便局の脇の細い道を入る」、という事前ネット情報が頭にあった。
「ここを行くの?」、妻がいぶかった。細い道という先入観が間違いの元だった。

あぜ道に入ってしまった。それからが大変、カーナビの云う通りに、細い水路を何度も横切り、狭いクランクをヒヤヒヤしながら、
目的地に到着したら棚田はなかった。「アレーっ」ていう感じだった。

DSCN5563 - コピー

幸い、城址公園はすぐに見つかった。とりあえず無人ベンチで、コーヒーを淹れ一息。

昼食後、棚田を探すために、集落のメイン道路を500mほど走った。「神社がある」。ストリートビューで見覚えがある諏訪神社だ。ようやくスケッチピントにたどり着いた。

鳳凰三山と甲斐駒も見える。10mほど下に棚田が広がり、トラクターが代掻きしている。
道に迷ったのは、ここから見える棚田の一番奥辺りだ。やはり、この風景がこの旅で一番だ。
5北杜市小淵沢下笹尾の棚田
再び双葉SAに戻り、車中泊。トラックは昨日の半分くらいで、静かだった。
(あともう1回
つづく)

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