季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

タグ:伊豆多賀港

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海育ちだから、小さな港が高いところから見えると、懐かしい気持ちになる。だいぶ前になるが、南伊豆の妻良港、東伊豆の川奈港も、同じように高いところから描いた。

伊豆多賀駅は高台にある。無人駅で静かだ。線路沿いの山道を、少し西に行くと、この風景が見える。こういう構図で何度も描いているから、何の迷いもなく描けた。

伊豆多賀港
伊豆多賀港(F6油彩)

伊豆多賀港のすぐ脇を国道135号が通る。スケッチ、磯釣り、ダンス競技会などで、数えきれないほど、ここを通った。通るたびに「ここは絵になりそう」と思っていたが、いつも先を急いで通り過ぎた

もう、磯釣に来ることはない。ダンス競技もかなり前に引退した。ダンス競技会場の熱海マリンホール体育館は、ここから、ほんの1,2キロ先だ。

地元美術会でスケッチに来て、時間調整で伊豆多賀駅に降り、偶然、この風景に出会ったのは幸運だった。


湘南市民美術会のスケッチ会2日目、何処に行くか、予定はない。
幹事がスマホで検索し、伊豆多賀の海浜公園に行くことにした。

伊豆多賀駅は、かなり高台にあり、無人駅だった。木々や建物の隙間から伊豆多賀港が見えた。
でも、坂道がきついので、誰も港まで行こうとは云わない。
DSCN5200
伊豆多賀港 光る海

結局、駅の周りで描くことになった。
線路沿いに伊東方向にしばらく歩いたら、視界が開けた。余計な建物を省けば絵になりそうだ。

スケッチをしていると女高生が、遠くからトコトコという感じで、一人歩いてきた。
この道は近くにある高校の通学路のようだ。この時刻だったら、早退? 

風もなく暖かく、のどかな風景だ。男女
数人の高校生だったら、まさに青春の光る海だ。

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