季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

タグ:桜

最近、文章が上手な人のブログをいくつか読んでいる。文才という言葉がある。私とは歴然とした才能の違いがあるのが分かる。

ブログをアップする時、文章に間違いがないか確認する。毎回、「間違いはないけど、面白くないなあ」と思う。まあ、私は、正しく伝えられれば、それでいいか。


兼農業技術センターの桜
県農業技術センター入口道路の桜 (F6油彩)

都知事選報道やネットで、論破とかマウントとか耳障りは言葉が使われた。相手を言い負かすことが、そんなに価値のあることだろうか? 

昔も、そんな奴がいたが、たいてい嫌われ者だった。大切なのは正直者かどうかだ。そんなことは顔を見れば分かる。

今迄と同じ運動をしていて、故障をするようになった。治りも悪い。歳を自覚しなくちゃ。少し筆も動いてきた。鬱々気分を振り払い、今日から日展作品に向かう。

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今年は、コロナ対策で人を避け行動しているから、夕暮れの桜を長い期間眺めた。花は静かに終わり、葉が目立ってきた。

去年、渋田川で見た夕暮れの桜は、無風の湿った空気に包まれ、夕空と渾然一体となって美しかった。空気までも桜色に滲んでいた。
暗くなる寸前で、描く時間もなく、見るだけだった。


DSCN2534 (800x586)
夕暮れの渋田川(不透明水彩)

今年は、それを絶対描きたいと思っていた。しかし、今年の桜は違った。去年見た渾然一体の桜は、偶然の情景だったのだ。

今年も、普通の風景スケッチしか描けなかった。

夕暮れの空に対し、逆光の桜はもっと濃かったが、全体に抑え目にするしかなかった。

見えたものと感じたものは違う。まして、写真では、まるで違う。
人の目は何を見ているのだろう。感じたものを描く力とは、どういうものなんだろう。



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