季節の風の中で

自然に感動した時、生きている事を実感する。その感動を誰かに伝えたい

タグ:油彩風景画

平塚市美術館の市民アートギャラリーが改修工事にはいる。平塚市が用意した代替会場は、平塚駅ビルのラスカホール。

湘南市民美術展は2年ほど、ここでやることになる。


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Pに張り替えても山が大きいかな とも思う

会場の都合で大きい作品は展示できない。せいぜい30号が限度だが、最近は30号は描いていない。

次回展は、まだ先の事だが、長らく部屋に架けてあったF30号の作品を手直しすることにした。


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上半分ほど下塗り

この作品は少しバランスが気になっていた。F30をP30に張り替えだけでもなんとか解決できそうだが、新たにP30の額額を作るのも手間がかかる。

思い切って描き直すことにした。

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平塚市美術館の市民アートギャラリーで湘南市民美術展が始まった。

最近は、どこの会も同じような状況だが、この会
の役員も高齢者ばかり、おまけに元気な男は少ない。私は元気な方だから、いろいろ働かなければいけない。

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能登穴水(P100 油彩)

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暖かな港(P100 油彩)


好きな事をやっているんだし、頼りにされないより頼りにされる方がいい。初日の今日は、搬入受付・展示作業・その他諸々・フル稼働だった。

およそ出品者40名、作品数80点、前回展より2割がた少なくなっている。いつまで続けられるだろうか。明日から、3日連続の会場当番だ。



昨年の日展で選外になった作品をしばらく眺め、何が足りなかったか考えた。

現地でスケッチをした時、右上の甲斐駒の上部は雲で見えなかった。そのように描いたが、画面上の意味がなかった。

棚田の脇の台地の縁もスケッチ通りに描いたが、表現が単調だった。

台地の手前側にあった民家は新しく、画面に溶け込んでいなかった。

自然の中の人の営みに感動して描いたのだが、生活感が足りなかった。


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田に水が入る頃(F100 油彩)
さまざまな反省点をもとに描き直したが、あまり効果は感じられない。

DSCN6072 - コピー
棚田を描きたかったのだから、 この範囲でよかったのかもしれない。


第40回記念 日洋展 5/7(水)~6/8(月) 国立新美術館

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風景を見て、「あー!、 いい」という感動が絵を描かせる。その光景は不思議と、構図とか、光とか、構成のボリュームとか、色とか、いろいろな要件が調和している。

だから、それを描こうと決めた時、頭の中には完成形が見える。

一方、「桜がきれいに咲いている」、という現象だけで絵にするのはかなり難しい。

高麗山の桜を、湘南平塚画廊のお客さんに、描いてくれと頼まれた。

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高麗爛漫(油彩  F8)  この絵、「額も作品」と思わないと見れない

依頼されたのは、去年の桜が終わった頃だった。1年待ってもらい、4月の初めにスケッチに行ってきた。
一つの丸い山と横一直線の桜だから、構図もなく、ただ風景を写生するしかない。

二人展が終わって落ち着いたので油彩に描いた。「これが自分の作品と云われるのもちょっと・・」と悩みつつ描いた。

プロは頼まれればどんな絵でも描くそうだ。プロになれないな。

背が高く品の良いお年寄りが丁寧に作品を見ていた。帰りがけに記帳してくれたので、お礼かたがた、「絵を描かれているんですか?」と声をかけた。

「いいえ、絵を売る立場の者として作品を拝見しました」。初めての経験なので驚いた。新聞情報で二人展に来てくれたらしい。
須崎港1
元画商が選んだ私の1点

20~50万円程度で売る絵を扱ってきたと云う。90歳で、もう画商はリタイアしたが、まだ美術年鑑に画商として名前が載っているそうで、佐藤哲とは懇意だという。

「安曇野を描いた山下毅を知っていますか?」と訊ねられた。山下大五郎は知っているが、山下毅は知らなかった。ネットで作品と経歴を見た範囲では、私に比較的近い存在の作家ように思えた。
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元画商が選んだ妻の1点

画商としての私の作品の評価を尋ねたら、「達者ですねえ。」と、微妙な表現をした。
15年ほど前に、日洋会の理事長だった故・塗師祥一郎から、同じようなことを云われたことを思い出した。「達者だねえ、でも、喜んじゃいけないよ。」だった。

「私と妻の作品を1枚づつ選ぶとしたら・・」、と訊ねた。「絵は名があるから価値がある訳ではありません」、「名がなくても、いい絵はいい絵なんです」、と云って選んだのがこの2点だった。

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